ドアノブが壁へ当たると、クロスが丸く破れ、その内側で石膏ボードが広く割れることがあります。表面の穴だけを埋めても壁が動くため、割れていない硬い部分まで確認して補修範囲を決めます。
穴の周囲と壁の内部を確認します

穴の縁を軽く押し、柔らかい範囲やひびの広がりを見ます。壁の反対側にコンセントや水回りがある場合は、配線や配管の位置にも注意します。破片を押し戻したり、穴へ工具を入れたりしないでください。
下地補強が必要な理由
石膏ボードは、それだけでは補修用の板を固定できません。破損部分を四角く開け、既存ボードの裏側へ木材などの下地を固定します。この下地が補修用ボードを支え、押されたときの動きを抑えます。

同じ大きさに切った石膏ボードを取り付け、継ぎ目へパテを入れます。乾燥後に研磨し、周囲との高さを合わせてからクロスを張ります。
部分補修と一面張替え
同じ品番のクロスや余り材があれば、穴の周辺だけ差し替えられる場合があります。既存クロスの日焼け、柄の大きさ、凹凸によって色差や継ぎ目は残ります。同じ材料がない場合は壁一面の張替えを検討します。
再発を防ぐために
補修後もドアが同じ位置まで開けば、再びドアノブが当たります。戸当たりやドアストッパーの位置を確認し、壁へ直接当たらないようにします。
見積もりには、穴の接写、壁一面、ドアを開いた状態、穴の大きさが分かる写真が必要です。